阪急阪神LIVINGフェスレポート Vol.2
2018年7月7日、8日に阪急百貨店うめだ本店にて開催された、住まいに関する大型イベント阪急阪神LIVINGフェス。
先日お届けしたウェルカムゾーン〜梅田ゾーンのレポートに続き、第二回のレポートをお届けします。
LIVING STYLE 2025
今回の展示では、次の3つのキーワードに基づいたユニークな住まいの形をご提案いたしました。
また、2.AGINGと3.FEELINGに関しては、来場者の皆様に最も好ましい集合住宅を投票していただきました。
1.SHARING[開かれた集合住宅]
今までの集合住宅は、機能的に設計されていますが、住宅内のコミュニケーションのためには設計されたものではありませんでした。
そのような中では、家族・地域社会がお互いを信頼し、お互いが持つ資産・知識・空間を共有することができれば、新しい関係性が生まれるのではないでしょうか。
具体的なご提案は、後ほどお伝えします。
2.AGING[変化し続ける集合住宅]
集合住宅は、住む人のライフスタイル・ライフステージにもっと寄り添うことができるのではないでしょうか。
引っ付いたり、切り離したり、住む人に合わせて変化し続ける可能性を模索してみました。
具体的なご提案としては、「住戸の広さが変えられる集合住宅」「住戸内の間取りが簡単に変えられる集合住宅」「ミニマムな住戸・機能的なルームが使える集合住宅」を展示いたしました。
3.FEELING[五感に響く集合住宅]
これからの集合住宅は、日本の豊かな自然との触れ合うことによって、人はもっと心地よさを感じることができるようになるのではないでしょうか。
具体的なご提案としては、「自然の中の集合住宅」「都会の中の疑似自然体感集合住宅」「都会の中の自然素材の集合住宅」を展示いたしました。
これらのテーマ全てが今すぐに実現できるわけではありませんが、2025年という近未来に想定される社会変化を踏まえると、このようなテーマに対するニーズが沸き起こる日もそう遠くないのかもしれません。
では、その一部をご紹介いたしましょう。
1.SHARING[開かれた集合住宅]-「集合住宅の住民同士でモノ・スキル・空間をシェアするアプリ」
これは、集合住宅の住民が、テクノロジーを使ってお互いのもつ資産・知識・空間を共有(SHARE)する、という新しいライフスタイルです。
ご近所とのコミュニケーションが希薄になっているといわれる昨今ですが、テクノロジーの力を使って、地域住民が助け合いながら暮らしていく未来をご提案いたしました。
また、会場では試作中のアプリを搭載したスマートフォンを展示し、どのようにしてSHARINGが行われるのかを、来場者様にご体感いただきました。
2.AGING[変化し続ける集合住宅]-「住戸の広さが変えられる集合住宅」
これは、ライフスタイルやライフステージの変化に合わせて、隣接する住戸の間仕切り壁を撤去もしくは新たに設置することで、変幻自在に住戸の広さを変えられる集合住宅です。
ライフスタイル等の変化に伴い必要な住戸の広さが変わった際、住戸の一部分を売買したり、賃貸借することができる新たな住まい方です。
2.FEELING[五感に響く集合住宅]-「自然の中の集合住宅」
場所や時間に捉われずに働くテレワークや自動運転が普及し、食料品や日用品がネット注文で届けられる社会では、街中に住むことなく自然に囲まれた環境の中で仕事や生活を不自由なく完結できる集合住宅です。
テクノロジーの進歩が人を自然の中へ帰すという、逆転の発想で考えられた住まいの形です。
会場では、この他にも多くの未来の住まいの形をご紹介し、興味をもたれた来場者様から多くの質問が飛び交いました。
また、VRゴーグルを使ったバーチャルモデルルーム見学が合わせて展示され、こちらも大賑わい!
未来を見据えた様々なプロジェクトを、当社では今後も推進してまいります。
ゲストトークショー:バッファロー吾郎 竹若元博さん
フェス初日の目玉イベントとなったのが、DIY芸人としても知られる吉本興業のお笑い芸人、バッファロー吾郎の竹若元博さんを招いたトークショー。
竹若さんといえば、キングオブコント2008優勝をはじめ、各所でご活躍中ですが、近年注目されているのが、住まいの大部分をDIYで作られたこと。
今回のトークショーは、普段から自然体の竹若さんらしいリラックスした雰囲気で進み、お客様の暖かい笑い声に包まれた1時間となりました。
「DIYは自分のためではなく人のためにする」「DIYはコミュニケーションツール」「作業をした人を必ず褒める」など、竹若さんがご家族と一緒にDIYを進めていく中で気づいた、DIYを楽しむ心構えについてお話いただき、立ち見のお客様もいらっしゃる中、大盛況のうちに幕を閉じたのでした。
こちらのイベントスペースでは、竹若さんのトークショー以外にも、「収納王子」として知られるコジマジックさんのトークイベント、カラーアナリスト・パーソナルスタイリストとしてご活躍中のChicoさんによるパーソナルカラー講座、当社スタッフによる住まいに関する各種セミナーなどが開催されました。
会場内には他にも様々なブースをご用意
これまで多くの展示を紹介しましたが、会場内にはまだまだたくさんのブースがあります。
駆け足となりますが、各ブースの様子をレポートいたします。








さいごに
2回に渡って阪急阪神LIVINGフェスのレポートをお届けしました。
阪急阪神不動産では、これからも地域の皆様のよきパートナーとなれるよう、まちづくりを進めてまいります。
今後のイベント開催についても、決定次第、当サイトにてお伝えしてまいりますので、ぜひご期待ください。
また、不動産に関することでお悩み・ご相談がございましたら、当社の総合窓口「阪急阪神すまいのコンシェル」にご連絡いただければと思います。
これからも、阪急阪神不動産をよろしくお願いいたします。
※2018年7月7日時点の情報になり、今後内容が変更となる可能性がございます。